Adobe Encore CS5 * Photoshop を使用したメニューの作成
Photoshop でのメニューの作成について
Encore は、メニューとボタンの作成および編集に Adobe Photoshop を直接利用できるように設計されています。メニュー全体またはメニューの要素(ボタンや背景など)を Photoshop で作成し、Encore に直接読み込むことができます。また、Encore のメニューはいつでも Photoshop で編集でき、変更内容はすぐに反映されます。
Photoshop でメニューを作成する場合は、次のことを考慮してください。
- メニューのサイズ
- テレビ規格のフレームサイズおよびピクセル縦横比に一致するように、背景イメージおよびメニューのサイズおよびピクセル縦横比を設定します。Photoshop には、デジタルビデオプロジェクト用にプリセットの画像サイズが用意されています。
形式
フレームサイズ(ピクセル)
ピクセル縦横比
正方形ピクセルでの対応するフレームサイズ
NTSC 標準
720 × 480
0.9
720 × 534
NTSC ワイドスクリーン(標準解像度)
720 × 480
1.2
854 × 480
PAL 標準
720 × 576
1.07
768 × 576
PAL ワイドスクリーン(標準解像度)
720 × 576
1.42
1024 × 576
高解像度
1280 × 720
どのようにウォークラフト3のスクリーンショットを表示しない
1.0
1280 × 720
1440 × 1080
1.33
1920 × 1080
1920 × 1080
1.0
1920 × 1080
なぜ私は私のiPodの画面の半分を持っていますか?
- ボタンのサイズ
- テレビに確実に表示されるように、最低でも 70 × 60 ピクセルサイズのボタンを作成します。
- ボタン数
- 標準(縦横比 4:3)のメニューには最大 36 個、ワイドスクリーン(縦横比 16:9)のメニューには最大 18 個のボタンを含めることができます。
- グラフィック要素
- 可能な限り、ビットマップではなくベクトルシェイプとマスクを使用します。これらの要素はスケールしても品質が低下しません。ボタンやロゴなどのピクセルコンテンツを作成する場合は、ディスクで必要となる最大サイズで作成します。要素のサイズを変更する必要がある場合、ピクセルオブジェクトを拡大するのではなく、縮小することをお勧めします(画像を拡大すると品質が劣化することがありますが、縮小した場合は劣化しません)。
- RGB カラー
- RGB カラーを使用して画像を作成します。CMYK 画像は、Encore に読み込む前に RGB に変換します。
- NTSC カラー
- NTSC テレビディスプレイでプロジェクトを再生する場合は、NTSC セーフカラーのみを使用します。グラフィックアプリケーションでは、NTSC 方式のテレビで表示可能なカラー範囲を超えるカラーを作成できます。これらのカラーによって好ましくないハロー効果が発生する可能性があります。RGB 値を 0 ~ 255 にします。
- 水平線
- 3 ピクセル以上の線を設定します。線が 3 ピクセルより細いと、テレビの画面でちらつきます。
- フォントサイズ
- 視聴者がタイトルやボタンのテキストを読みやすいように、20 ポイント以上のフォントサイズを使用します。
Photoshop での複数ページメニューの作成
Encore がグループをページとして認識できるように、グループ名にプレフィックス「(#)」を付けます。
ファイルを Photoshop で開き、ウィンドウ/レイヤーを選択します。
レイヤーパネル内をクリックし、レイヤー/新規/グループを選択します。
新規グループダイアログボックスに、「(#) <ページ名>」と入力します。例えば、ページ 1 に名前を付けるには、「(#) ページ 1」と入力します。
ページ内にボタングループを作成します。
フリーダウンロードに入力する方法を学ぶ
- 必要なページ数に応じて、この手順を繰り返します。
対応するライブラリフォルダーに PSD ファイルとしてメニューを保存します。
Encore を開き、ウィンドウ/ライブラリを選択します。
セットメニューで、PSD ファイルを保存したカテゴリーを選択します。例えば、ファイルを Corporate フォルダーに保存した場合は、Corporate を選択します。
ライブラリパネルで PSD を選択し、メニューパネルにドラッグします。
ボタンをページ、ボタン、チャプターポイント、またはアセットにリンクします。
メニュー内のページをナビゲートするには、矢印ボタンを使用します。このナビゲーションによってページのブラウジングシーケンスを設定することができます。
注意:
メニューのレイヤー名プレフィックス
Photoshop で作成したメニューの要素が Encore で認識されるようにするには、定義済みのプレフィックスをレイヤー名に追加する必要があります。このプレフィックスにより、レイヤーをボタンセット、ビデオサムネール、置換レイヤーおよびボタンサブピクチャとして識別します。これにより、プロジェクトですぐに使用できる最終的なメニューを読み込むことができます。また、読み込んだ要素を、Encore で操作および変更することもできます。
次のレイヤー名のプレフィックスによってメニュー要素を識別します。
メニュー項目 | Photoshop 要素 | レイヤー名のプレフィックス | 例 |
---|---|---|---|
ボタン名 | ボタン要素を含むレイヤーセット | (+) | (+) デイジーボタン 1 |
チャプターボタン | チャプターインデックスが作成されたときに、タイムラインまたはスライドショーのチャプターにリンクするレイヤーセット チャプターインデックスについてを参照 | (+#) | (+#)第 1 章 |
次へボタン | チャプターインデックスが作成されたときに、次のサブメニューにリンクするレイヤーセット | (+>) | (+>)次へ |
前へボタン | チャプターインデックスが作成されたときに、前のサブメニューにリンクするレイヤーセット | (+<) | (+<)前へ |
メインボタン | チャプターインデックスが作成されたときに、メインメニューにリンクするレイヤーセット | (+^) | (+^)メインメニュー |
ボタンのテキスト | ボタンレイヤーセット内のテキストレイヤー | デイジーボタン | |
ボタンの画像 | ボタンレイヤーセット内の画像レイヤー | デイジー画像 | |
ボタンのサブピクチャ(オプション) | 単色のカラー画像レイヤー。各レイヤーは、3 つのカラーで構成されるボタンサブピクチャの 1 つのカラーを表す Photoshop でのサブピクチャの作成を参照 | (=1) (=2) (=3) | (=1) テキストハイライト (=2) デイジーアウトライン (=3) チェックマーク |
ビデオサムネール(オプション) | ビデオ用のプレースホルダーとして使用される、レイヤーセット内の画像レイヤー ビデオサムネールボタンの作成を参照 | (%) | (%) デイジーサムネール |
置換レイヤー | 画像のドロップゾーンとして機能するレイヤー 置換レイヤーについてを参照 | (!) | (!)デイジー画像 |
他のデザイン要素またはテキスト(ロゴやメニュータイトルなど) | 独立のレイヤー | 必要なし | 夏の花 |
Photoshop でのメニューの編集
プロジェクトを作成する中で、メニューの要素を変更する必要が生じる場合があります。Encore は、Photoshop を直接利用できるように設計されています。プロジェクトを開いたまま Photoshop に作業を移し、Encore で作成したメニューも含め、任意のメニューを改良できます。Photoshop で変更を保存すると、その結果が Encore に自動的に表示されます。
プロジェクトまたはメニューパネルで、編集するメニューを選択します。
編集/メニューを Photoshop で編集を選択するか、ツールパネルのメニューを Photoshop で編集ボタン をクリックします。
Photoshop が起動し、選択したメニューが表示されます。
必要に応じて変更を行います。
Photoshop でファイル/保存を選択し、次にファイル/閉じるを選択します。
ファイルがプロジェクトフォルダーに保存されます。プロジェクトに読み込んだオリジナルのファイルは上書きされません。
注意: Encore にメニューを読み込むときに、メニューのコピーが作成されます。「メニューを Photoshop で編集」コマンドを使用すると、オリジナルファイルではなくこのコピーが開きます。変更内容はコピーに保存されます。オリジナルのメニューも更新する場合は、まずコピーを保存し、変更後のメニューがプロジェクトに含まれるようにする必要があります。コピーを保存した後、Photoshop のファイル/別名で保存または Encore のメニュー/メニューをファイルとして保存を使用して、オリジナルファイルに変更を保存します。
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