吃音対処 | 吃音をなんとしてでも治療・改善するブログ~病院治療だけじゃない吃音改善
吃音改善に向けたアプローチは、これまでみてきたように、
●肉体的・発語的アプローチ
●心理的アプローチ
の二つのアプローチに集約されますが、具体的には、
1. うつ病や神経症などにかかっていないかの確認
→ 精神科、神経科、心療内科
2. 言語聴覚士による言語トレーニング(話し方トレーニング)
→ 耳鼻咽喉科・言語聴覚士(肉体的・発語的アプローチ)
3. 吃音に関係してあなたが過去に受け入れた不都合な認識の解消
→ 心理的アプローチ
の3つが必要となります。
1、2は近くの病院で診察を受けてください。
言語聴覚士がいる病院は各地域で限られていますが、
多少遠くても言語聴覚士の指導を受けることをお薦めします。
(言語聴覚士のいる病院リストは今月中にアップします。→ 2012年2月内)
問題なのが、「3の心理的アプローチ」です。
吃音の心理的原因を突き止め、自分の中にある「不都合な真実」を
書き換えていくセラピーやカウンセリングもありますが、
費用が20万円以上するところが大半で、誰でも受けられる金額ではありません。
僕自身もやはり数十万を投じる余裕はありませんでした。
いろいろ探した結果、いくつかある教材の中で
心理的アプローチに特化した教材があったのでご紹介します。
吃音に関する教材は、「なんだか怪しい雰囲気」のものが多く、
内容もいろいろなホームページで言われていることをまとめただけの
教材もありました。
「女性の名前を全面に題して売られている某教材」などは、内容をみましたが
いくつかある教材の中で、
実際に使ってみて効果があった教材
がひとつだけあったのでご紹介します。
この教材をおすすめする理由は、
1. 吃音の心理的原因を整理した上で、改善の方法が提案されている
2. 実際に使ってみて吃音改善効果が実感できた
3. 動画もつかって解説してくれるので、トレーニング方法が誰にでもわかりやすく理解できる
4. 作者にメールで質問ができる
5. 一定期間トレーニングをして効果がなかった場合は返金保証がある
です。
市販されている本や教材は一通り購入して、自分で実践してみましたが、
吃音に悩む人にお薦めしたいと思ったのは、この教材だけでした。
この教材の良さの中でも、
3. 動画もつかって解説してくれるので、トレーニング方法が誰にでもわかりやすく理解できる
4. 作者にメールで質問ができる。
を実施しているのは、他にはありませんでした。
メール質問の対応は、よほど自信がない限りできない対応だと思います。
一番のお薦め理由は、
僕自身が使ってみて難発性の吃音が改善しはじめた
からです。
吃音に悩む方や、吃音治療をしてくれる病院を探している方は、
いま調べている方法や取り組んでいる方法を継続しつつ、
同時に、こちらの教材で心理的アプローチによる改善を一日も
早くはじめられることをおすすめいたします。
私にも「苦手な言葉」がまだありますが、
最近では(2012年)自分から電話をかけるのが怖くなくなってきました。
以前は「●●企画室」という会社の自分の部署名すらまともに
言えなかったのに、です。
電話をかけるときは、深呼吸をして、教材に書かれてあることを実践するだけで、
口を大きく開けて、ゆっくり、自分から電話で、話しはじめることができるようになりました。
会社の電話で、自分から電話をかけ、
一度もつかえずに話しを終え受話器を置けたときは、
あまりに嬉しくて涙が出たことをよく覚えていかす。
さらに、もっと凄いことですが、数百人という大勢の前で講演もできるようになりました。
会社の採用に関連した講演会だったのですが、
死にそうなぐらい緊張して臨んだ大舞台。
500人ぐらいの学生がみつめるステージで、
講演の出だしは口がうまくまわらずかなりあせり、また、どもってしまいました。
しかし、途中で水を飲んだり、動作をゆっくり行うなど、緊張をほぐしながら
なんとか講演を終えることができました。
最後に海上で拍手喝采をいただけたときは感動するぐらい嬉しかったです。
人前で落ちついて話せる喜び。
自分の意見に相手や多くの人々が感動していただける喜び。
そんなことを体験できるとは、少し前には本当に考えられないことでした。
吃音に苦しむ方、日々、悩まれている方、ご家族やお子さん、
恋人など大切な人が吃音で悩んでいる方。
吃音で普通に話すことができないつらさや苦しさ、ご推察いたします。
よくわかります。
私もどもりや早口でずっと悩んでいましたから。
ただ、悩んでいても吃音は一向に改善されません。
全くよくならないのですよね。
私自身、吃音を治すための方法をネットでいろいろ調べては、
自分に合うのか?信じていいのか?わからず、
ひとりもんもんと悩んでいました。
何から手をつければいいのか、何が自分にあっているのかわからない
のですよね。
一年ぐらい悩むうちに、意識を大きく変えないといけないことに気がつきました。
やってみないとわからないし、だめだったら次にいけばいい。
可能性がある方法をすべて試してやろう。
そんな気持ちというか決意でした。
それからは、病院にセラピー、カウンセリング、本と
ありとあらゆる方法で知った方法にどんどん取り組んでいきました。
教材だけでも相当なお金を投じました。
ネットでみかける教材はほとんど全て購入しました。
中にはあまりにもひどい内容だったで返金保証制度を使って
返金してもらったもめたものもあります。
そんな試行錯誤の経験を通じてみえてきた吃音改善のポイントが、
以下の3つのポイントなのです。
地道に取り組まれれば必ず、あなたにも吃音を意識しないで
会話を楽しめる日が訪れるはずです。
諦めずに、前をむいていきましょう。
◆吃音克服・改善の3つのポイント
1. うつ病や神経症などにかかっていないかの確認
→ 精神科、神経科、心療内科
2. 言語聴覚士による言語トレーニング(話し方トレーニング)
→ 耳鼻咽喉科・言語聴覚士(肉体的・発語的アプローチ)
3. 吃音に関係してあなたが過去に受け入れた不都合な認識の解消
→ 心理的アプローチ
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