Wednesday, January 4, 2012

新年のご挨拶…と個人的な願望などを - ガーリーバンドSCANDALに嵌った日

あけましておめでとうございますw
ゆったり更新で進めているこちらのブログですが(^^ゞ、本年もよろしくお願いします。

さて、おめでたい新年一発目の記事ですから…いつもは遠慮してなかなか書けない(笑)、ボクがSCANDALに対して望むことを偉そうにも書いてしまいたいと思います。

改めて予防線張っておきますけどw、あくまで個人的に望むことを書くだけですからね?(^.^)
意見が違う方も当然いらっしゃるでしょうけど、そこは一ファンが好きに書いているブログですから…ブログとしての本来のあり方を忠実に実行するだけなのでw、ご容赦いただければと思います。

えーとですね…まず、昨年の音楽業界を振り返ってみると、いろいろなことがありましたけど、ひとつの大きな特徴として「アイドル戦国時代」になったこと、が挙げられるんじゃないかと思います。

セールス的にも話題としても「アイドル」が好調で…なんだか今は、めちゃめちゃたくさんアイドルがいますよねw

そんな時代背景のなかでのSCANDAL…
アイドルだ、バンドだと、その特殊な立ち位置から「アイドル」という言葉を簡単には素通りできないスキャちゃんですがw、ボクは一言でいって、「アイドル時代」というのはSCANDALにとっては追い風になるな、と思っていました。

なぜかといえば、SCANDALは一見アイドルの要素を持っていながらも、明らかに一線を引く存在だからです。

つまり「アイドル時代」という風潮のなかで、なにかと話題に取り上げられる恩恵を受けながらも、彼女たちは独自の道を行けるだろう…と思っているんです。
こうもアイドルグループが乱立していて、なにがなにやらわからない時代にあっては、「特別な存在」が有利になるのは明らかですよねw
10年後の未来を想像するとわかりやすいですが…その時も今のように活躍している確率が、SCANDAL以上にある存在ってかなり少ないんじゃないでしょうか。「アイドル時代」が去った後に生き残っていたのは、AKBで個人的に人気を獲得している数人とSCANDALのみ、となっていてもまるでおかしくないと思います。

まず第一に、現在「アイドル時代」が訪れている理由はなぜかというのを冷静に考えていくとですね…ぶっちゃけこれは、「儲かるから」に尽きると思うんですよね。
いやいや、待って下さい。アイドルファンの皆さん、怒らないで(-_-;)
念のために言っておきますが、ボクはアイドルをけなすつもりはありませんから。カワイイ女の子は大好きなオッサンですからね。ヒィ〜ハァ〜!

ボクが言いたいのは単純に、メディアなどが取り上げるものは「金になるかどうか?」の判断が最大に優先されてるよね、ってことだけですよ。
音楽業界といっても「ショー"ビジネス"」ですから。
もっとも優先されている事項は、「儲かるかどうか?」になっているのは、当然といえば当然のことです。もちろんなかには、文化としての「音楽」を大事にしたい、という考えの方もいるでしょうし、根本には多くの方がそれを考えているとは思いますが、それでも「経済的に潤えるかどうか?」がなによりも重視されてるのは否定できないでしょう。

ややこしいこと言っちゃいましたが…要はアイドルがこれほど隆盛なのは、CDが売れない今の時代において、儲かりやすいからでしょう。
そういう意味ではアイドルで儲ける仕組みを作り出した秋元康さんっていう方は、すごい功労者だと思います。(まあ、個人的には好きじゃないんですがw)
逆にいえば、儲かる仕組みが変化すれば、この「アイドル時代」は終焉を迎えるんでしょうね。バンドの方が儲かるとわかれば、時代は「バンド時代」になるんでしょうw

つまりですね、「〇〇時代」みたいにマスコミなんかが騒いでいるものは、「その文化が成熟しているか否かが問題ではなく、儲かるかどうかで決められている」ってことです。
ここ、大事なところなんで赤線引いておいてくださいねw
もっと突っ込んでいうと、マスコミなどが取り上げるものは「面白いから」「優れているから」「素晴らしいから」じゃないんですよね。(そういう場合も、もちろんゼロじゃないんでしょうけど)それ以上に「売れているから」あるいは「これを取り上げると自分たちも儲かるから」という基準で決まっちゃうというね。
ですから多分、本当に「面白いもの」「優れたもの」「素晴らしいもの」というのは、「マスコミが騒いでいるから」という理由では見つけられません。自分の感性で見つけないと。

ま、ま、ちょっと話が逸れてしまいましたが…
大事なことは「アイドル時代」とはいっても、それは決して「アイドルになったら成功するよ」という意味じゃ、ないってことですよ。
アイドルという文化が成熟し、素晴らしいものになったという意味で「アイドル時代」が叫ばれているわけじゃないでしょう。「アイドル時代」というのは砂上の楼閣…砂で作ったお城のように、脆いものだというのが現状じゃないでしょうか。

逆にですね、例えばギタリストのCharさんは、日本一のギタリストとして名高いですよね。ごく一般的な感覚でいえば、Charさんのギタリストとしての腕前は明らかに「素晴らしいもの」でしょう。
「素晴らしいもの」であるCharさんが、毎日のようにメディアに大きく取り上げられているか?といえば…そんなことはないですよね。少なくともボクは名前をお見かけすることはほとんどないです。
ですがCharさんはず〜〜〜っと第一線で活躍し続けています。当たり前です、実力があるんだから。

てことはですよ。今更いうほどのことでもないですが…(^^ゞ
「アイドル時代」だ、なんて言われていますけど、SCANDALが10年先も今のように活躍し続けたいならば、目指すべきは「アイドル」ではなく「Charさん」なんですよ。(こうやって書くと、なんか凄い対比だなァ(^^ゞ)
本当の実力を持った「素晴らしいもの」にならないといけない。

10年後もSCANDALの音楽で楽しみたいボクとしてはw、「アイドル時代」と呼ばれる今、その表向きの傘に隠れて実力をメキメキとつけていって欲しいんですよね(^.^)
それこそ、「唯一の勝ち組はSCANDALだった」と呼ばれるように。
アイドルに脚光が浴びせられ、皆がそちらに向かう現状は、我が道を往くスキャにとっては実にラッキーだと思えて仕方ないんですよね。

「アイドル」やら「Charさん」やらで喩えると、なにかとブーイングを浴びそうなので(-_-;)、もうちょっと言い方を換えてみましょうか。

音楽業界と一口にいっても、ボクはザックリわけて、2種類の存在がいるんじゃないかと思ってるんですよね。

敢えて乱暴に分けちゃいますが…「芸能人」と「音楽家」です。

簡単に説明すると、「芸能人」は「人気者になりたい」と考えているタイプの方です。
「音楽家」は「いい音楽を提供したい」と考えているひとです。

アイドルがどちらで、Charさんがどちらかは言うまでもないでしょうw
以前このブログで取り上げたことのある、スターダストレビューの根本さんは、「音楽家」ですよ。

ボクはSCANDALには「音楽家」になって欲しいのです。
ダンス&ボーカルスクール出身の彼女たちは、本来は「芸能人」志望だったと思うのです。それはそれで、決して悪いことじゃないと思います。
でも、ボクの個人的な希望をいえば、やっぱり彼女たちには、将来的には「音楽家」になって欲しいんですよね。
で、今のスキャちゃんは十分その気になってると思うんです。たぶんw

「音楽家」になろーぜ(^O^)
「芸能人」なんてつまんねーよw 「音楽家」が生み出す喜びに比べたらw
ワーキャー騒がれるなんて、パンダでもできることじゃないかw
己が生み出した"作品"が、人々の心を打つ悦び…受け入れられる感動…生き様の爪痕を残す達成感に比べたら、人気者になるなんてくだらねえよw
創作する者の快感を、心ゆくまで愉しもうじゃないか(^O^)

と、言いたいことの半分しか書けませんでしたが(^^ゞ、まずはここまでということで。
くれぐれも繰り返しますが、アイドルの悪口は言ってないですからね。いや、マジでマジで。

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